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心地よい虚脱感です。JSTC2005がどうやら終わりました。14、15日の2日間のために8月の中旬から3ヶ月間、なんやかやとかかりっきりでした。参加者も最終的には180名を少し越えたようです。前年に比べますとトータルで30名以上減ってはいますが、新規参入も結構、目立ちました。この業界から去るものがあれば、また新しき仲間も確実に増えているようです。 こういう事務局作業はイベントの参加者が100名を越えるとドカンと大変になってきます。なにが大変かと云われれば、間違いに対する対応です。いくらコンピューター時代といっても、いやコンピューター時代だからこそ簡単に予想もしなかったような間違いが発生します。ワープロとメールでたいがいのことが済んでしまいますが、うっかりミスも瞬時に発生します。怖いですね。JSTCのように毎年やっていることですから、パソコンで日付をチャッチャっと直しておんなじ案内文を送ってしまえばと、どうしても思いがちですが、これが曲者(くせもの)です。油断大敵、日付や数字の間違いはお金がからみますのでスミマセンでは済まされません。 昔は社会人になると、まず商業文の書き方を習いました。商談はすべて電話と手紙でやりますので、日常の確認事項は商業便箋に手書きが普通でした。カーボン用紙を入れて複写しながら、一文字、一文字、真剣勝負で書いていきます。相手先に出す手紙の場合、一字一句間違いが許されません。下書きをつくって上司に添削してもらい、いざ清書という段階になって、最後の日付を入れる段になってチョッと息を抜くとアレレっと書き損じです。涙なみだでまた最初から書き直さなくてはなりません。先輩がサッサと仕事を片付けて酒だ麻雀だと騒いでいるときでも、新入社員は手紙一本書きあがらなくて遊びに行けません。あせればあせるほどミスがでます。でもですね、これが半年たち一年も過ぎると新人君も格段に文章を書く技量は上がってきます。なにより書き損じが少なくなってきます。人間必要に迫られて泣く泣くおぼえたことは身につきます。それにしても昔の人は字がうまかったな、手書きが普通の時代は、字による性格判断や人品骨柄まで判定されることがありました。 現代はパソコン全盛で手書きの文字を見ることもマレになりました。そういえば6月に事務所を引っ越した時に、昔のJSTCの資料が出てきました。1994年の名古屋港水族館での大会です。あのころは各シアターから上映作品リストや入場者実数、そして技術資料としてトラブル事例や対処方法が克明に提出されていました。これがほとんど手書きなんですね。特に技術資料は図解入りで、こと細かくトラブル解消法が書き込まれています。今はもうやめてしまったシアターの皆さんが熱心に問題解決に当たってくれていました。JSTCも20回目の節目を「デジタルとの融合」をテーマにしましたが、先走るだけでなく温故知新で先人の地道な取り組みを思い出して巨大映像の将来性を再構築したいものです。 ---------------COPY RIGHT BY OHGATA JAPAN 2005 ALL RIGHTS RESERVED------------ |
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