大型映像とは
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事務局長note
2003年10月4日(金)
『「仙台市こども宇宙館」と「パレットおおさき」を訪ねる』
秋たけなわの仙台と古川を訪ねた。仙台は仙台市こども宇宙館に10年ぶりで足を運ぶ。地下鉄で仙台駅から15〜16分で泉中央駅に着く。駅の手前に巨大なスタジアムが見えてくる。

これがJ1「ベガルタ仙台」のホームの仙台スタジアムである。今年は「ヒヤ、ヒヤの連続。ウーン心配です。なんとかJ1に残ってもらいたい」と話すのはこども科学館の学芸員千田守康先生。昔は駅からこども宇宙館までなんにもなかったのが、すっかり街になっている。

駅から歩いて5分でこども宇宙館に到着。ガラス張りのモダンな建物で裏側から見ると巨大なプラネとアストロビジョンの銀色のドームがビルに乗っかっている。平成2年7月のオープンだから開館13年を数える。1、2階が仙台市泉図書館になっている。その上、3階が展示室、4〜5階が宇宙劇場という配置で、1階エントランスには上映作品「タイタニックの秘密―GHOSTS of THE ABYSS―」の看板がドーンと置かれている。今年は年間3本の作品が予定されている。このタイタニックと「ストレートアップ」「スペシャルエフクト」という中身の濃いラインアップ。年間入場者はコンスタントに6万人台をキープしている。全国の大型映像施設の中でも上位にランクされる入場者を誇る。

千田先生に話を伺うと、今年の仙台は夏がなかった。冷夏のためお日様を見たのは2〜3日。これが逆に幸いして海や山にいく人が室内型の宇宙館に足を運んでくれた。それと『パスポート』の効果が大きい。市内の小学校の高学年から中学生まで全員がもらえるもので、仙台近郊の博物館、科学館、郷土資料館などの公共施設に無料で入れる。これさえあれば何回通ってもタダである。実際、14年度を見ると宇宙劇場63730人の入場者のうち、約半数の32410人が無料の入場者である。『パスポート』の威力は絶大である。運営予算も今のところ横バイで推移しているので、これも恵まれた環境にある。全体に明るい話の少ない大型映像施設を元気づける意味からも、6万人ペースを維持してもらいたい。

次に古川市の大崎生涯学習センター(パレットおおさき)を訪問する。仙台から新幹線でひと駅、15分で古川に到着。車で20分ほどでパレット大崎の広い駐車場が見える。現在、手塚治虫の「森の伝説」を上映している。プラネタリウム担当の遊佐 徹さんは「年間3〜4本は上映したい。予算が限られているのでどうしても、学習投影のあるプラネが優先している」としながらも「映像の集客力は認めるところ、それだけに評判の作品を上映したい」と意欲は十分に感じられる。仙台で威力を発揮している『パスポート』も来年から導入予定で「これが起爆剤になることを期待している」と結んでくれた。




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