大型映像とは
大型映像とは
大型映像とは
大型映像とは
大型映像とは
大型映像とは
大型映像とは
大型映像とは
事務局長note
2003年9月26日(金)
『連句アニメーション「冬の日」』
なんとも味のあるアニメ作品が出来上がった。連句アニメーション「冬の日」。IMAGICA第1試写室で完成試写会があった。「連句アニメ」これだけでは何のことかサッパリわからないが、ようはイマジネーションの世界。熟年の鑑賞に堪えられるオトナのアニメが、渋く出来上がったのである。連句アニメってなあ〜にと問われると、即座に答えられる人はそんなにいないはず。プレス・リリースの一説を借用させていただくと「日本特有の座の文学である『連句』は、複数の詠み手による合作の文学形式で、前の人の下の句に自分の句をつないで全く新しい世界を詠み挙げ、鎖の様に繋いでゆく。その最初に詠まれる『発句』が『俳句』になったといわれている」そしてこの作品は「松尾芭蕉が蕉風俳諧を築く基になったとされるのが名古屋の連衆と巻いた『芭蕉七部集』の『冬の日』だ。この『連句』を世界中の著名アニメ作家によりアニメーション化されている。

これが36の連句を35人のアニメ作家で次々と映像化される。だいたい1人40秒程で1句をアニメ化している。このプロジェクトのリーダーがNHKの「人形劇三国志」などで著名な川本喜八郎氏、彼の呼びかけでユーリー・ノルシュテイン、ラウル・セルベェ、ブシェチスラフ・ポヤールをはじめ海外から8人の大御所が参加している。日本からも久里洋二を筆頭に高畑勲、古川タク、奥山玲子/小田部羊一、鈴木伸一、林静一、島村達雄のベテラン組に対し、アヌシーグランプリ受賞で時の人になった山村光治や森まさあき、野村辰寿、伊藤有壱らの中堅組が競い合っている。

作品は二部構成で前半で次々と連句アニメが展開され、後半ではすべての作家に密着取材し、作家の実像やメイキング、アニメ手法が披露される。音楽池辺晋一郎、効果伊藤道廣、音楽監督宇井孝司、朗読が三谷昇、岸田今日子と音の世界だけでも十分楽しめる。一般公開は東京地区が年末年始にラピュタ阿佐ヶ谷が決定している。

この作品のプロデューサーが島村達夫(IMAGICAエンターテインメント)撮影が吉村隆(電通テック)でオスカーアニメ作品「老人と海」のコンビである。大型映像とは違うジャンルで大きな花を咲かせたようだ。




---------------COPY RIGHT BY OHGATA JAPAN 2004 AL RIGHTS RESERVED--------