| JSTC2005 大会報告 | ||
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| ■新規参入も積極的に 今年の新作試写の特徴は「アースストーリー」「ASTRO BOY 鉄腕アトム」「名探偵コナン」などの国産作品が久々に複数で登場したことにある。とくに「コナン」はCGアニメで3Dが効を奏し、よみうりテレビの夏季限定イベントの一環で上映したため集客数が1日6900人と常設のIMAXシアターでは今までなかった快挙を打ちだしている。これに刺激を受けて他のアニメプロダクションも大型映像の可能性にようやく着目していただき、連続して巨大映像を体感できるイベントとして今までなかったジャンルの方々に参加いただいた大会であった。 なお「最新技術セミナー」でBARCOの2Kデジタルシネマ・プロジェクターDP100によるCGアニメ<ガンダム新体験-0087「グリーンダイバーズ」>が上映されたこともあり、これからはブランド力のあるアニメ作品が大型映像に導入される可能性が大きくなっている。どうやら集客数アップの切り札は「CGアニメ」これが救世主として浮上しそうである。 |
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■14日に新作8本上映 初日の14日は9時10分に開会が宣言され、幹事館を代表して品川プリンスホテ望月潔支配人(エンタテインメント担当)が「昨年に引き続き当シアターで大型映像の全国大会JSTCが開催されますことは大変に光栄なことと感じております。 開館して3年が経過し昨年末の<ポーラエクスプレス>そして今年の<チャーリーのチョコレート工場>とようやく客足が延びてきており、年間10万人の目標を掲げて全員で頑張っております。 |
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| 今回は最良の環境で10本の作品をご覧戴くためプロジェクトニストが準備をすすめてきましたので宜しくお願い致します」と歓迎の挨拶をおこなった。 新作試写のオープニング作品はさらいの配給になる「ミステリー・オブ・ナイル」MacGillivray Freeman Filmsの作品で、2Dドキュメンタリー作品。オーソドックスな構成で手堅くまとめられており安心してIMAXの世界にひたることができる「エベレスト」「ドルフィン」「ケイブズ」「コーラルリーフアドベンチャー」につづくグレート・アドベンチャーシリーズの第5作目になる。 |
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つづいてシネマジャパン提供の「ファイター・パイロット」(英語版)。今年の4月ロスで開催されたLFCAで最優秀作品に選ばれた、米国の戦闘機パイロットの物語。解説に立った古屋嘉祥氏は「あえて世界の国々の実情を知ってもらう意味からも上映に踏み切った。家族の絆の大切さが伏線になっており、高齢者にうける作品としても最適である」と語っていた。 | |
| ■生まれ変わった「ベアーズ」 つづいて「ベアーズ2005バージョン」が紹介された。思い切ってナレーションに手を入れナレーターを替えたことで「多様なクマの世界」が見事に再現されており、改めて海外作品におけるナレーションの重要性が再認識された格好だ。ここで午前中の上映が終了。午後からは3D作品が3本連続して上映された。最初がIMAXジャパンの「ウォーキング・オン・ザ・ムーン」トム・ハンクスがプロデュースした作品で、「アポロ13」「ポーラ・エクスプレス」につづく作品。「タイタニック」「エイリアン・オブ・ザ・ディープ」のジェイムス・キャメロン監督同様、ハリウッド大物がすっかりIMAXの魅力に取り込まれているようである。次の「がんばれ!スリム」は2Dシアターでも3D体験ができるカラーコード版、アナグリフ方式で日本のシアターには人気のアイテム。爆笑問題のノリノリのナレーションで「ヨンさま」まで登場しとにかく飽きさせない。エンタティンメント度は満点である。そして「シャークス3D」。「オーシャン・ワンダーランド」につづくハイビジョンカメラ2台による3DIMAX作品。水中ものの予算を大幅に見直させた意欲作。日本もプロダクションもHDカメラでIMAX3D作品に挑戦してほしいものだ。 ■ IMAXが来年のDMR作品を4本発表 「ウォーキング・オン・ザ・ムーン」の解説に立ったロロン・ロリス氏は、従来は早くても2ヶ月前の発表だったIMAX・DMR作品が来年は5月に「ポセイドン・アドベンチャー」6〜7月には「スーパーマン」9月に「アント・ブリー」(3Dアニメ)11月にはクリスマス向けの「ハッピー・フィート」(3Dアニメ)と強力ラインナップが公表された。世界的にはDMR戦略が新たな観客をMAXシアターに呼びこんでおり、ここに来て韓国にIMAXMPXが2館、シネコン+1で新設されており日本での新たな展開も期待できそうだ。 ■ 永遠のキラーコンテンツは恐竜か! 休憩をはさんで16:00からさらいの「ASTRO BOY鉄腕アトム」〜10万光年の来訪者・IGUZAとD&Dの「アースストリー」が上映された。両社とも来年に向けて制作中の 作品として「恐竜の絶滅と彗星衝突」(さらい)「ダイノソーズinパタゴニア」(D&D ピクチャーズ)で来年は再び、恐竜が大型映像界を席巻しそうである。 ■15日は「ワイルド・サファリ」と「名探偵コナン3D」を上映 3D作品の「ワイルド・サファリ」はCG映像のNウェィブ・ピクチャーズの作品で自分がジープに乗って「サファリツアー」に出かけた気分を満喫させてくれる。この作品は35mm4Pのカメラ2台で撮影したものをポスプロの処理技術の向上でIMAXサイズにまでブローアップしている。(IMAGICA 制作コーディネイト部課長坂口明氏談)従来では35mmから70/15Pは考えられないことであったが、フイルム同士というとで親和性がよいのかHDカメラとはひと味違った完成度を保持している。そしてクロージング上映の作品がこの日、一日だけの上映が許可された「名探偵コナン」3Dフィルム、今夏、サントリーミュージアム[天保山]で記録を作ったCGアニメ作品。TVでお馴染みのキャラクターながら大型映像のツボを心得た構成と作画で人気の一端を披露した。 |
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| ■最新技術セミナーに機動戦士「ガンダム」登場 15日午前11時から始まった今年の最新技術セミナーは「フィルムからデジタルへ」 <ここまで進化した最新デジタルプロジェクター>と銘打って、2Kデジタルシネマプロジェクターのシューティングテストをおこなった。会場のメルシャン品川アイマックスシアターのスクリーンサイズが22m×16m、引き尻が21mという巨大変則サイズでこれに挑戦していただいたのがBARCOのDLPデジタルシネマプロジェクター「DP100」。シアター最後部中央にハードを設置し、最初にベルギー本社から参加した技術担当ニコラス・ハモンド氏がデジタルシネマの技術的特性及び同社製品の優位性等をアピールした。 つづいて上映作品について、最初にイメージスタジオ109ポストプロダクション事業部チーフプロデューサーの松野美茂氏が制作側の技術的特性について次のように述べている。「この作品は2001年に公開されたもので、最初の目的が渋谷の東急文化会館の最上階にあった五島プラネタリウムが閉館になったため、その後利用ということで東急グループの当社とサンライズさんで企画したのもである。 |
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| 当時まだ今日のようなDLPシネマのプロジェクターがなかったことから通常のDLPプロジェクター3台で3画面にマルチ形式で上映したものである。ちなみにこの作品はフルデジタルで制作されており、非圧縮24ビットのフルカラー状態で最大解像度3680ピクセルの横サイズで上映された。 なお当時はDLP用のサーバーがなかったのでSGIコンピュターから直接、非圧縮のRGBデーターをDLPプロジェクターに打ち出すという形で上映された」と最高の品質を求めて制作された作品であることを説明した。 |
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| ■ 「ガンダム」が駄菓子のようなもの つづいて「ガンダム」の奥深い背景についてサンライズ制作部/企画営業部プロデュサーの堀口滋氏が「<機動戦士ガンダム>は子どもにとって駄菓子のようなもの。体に良いものばかりではないかもしれないが、子どもにとって身近で必要なもの。ガンダムには3つのメッセージがこめられている。ひとつは『宇宙』それから『サイエンスフィクション』である。そして『ユニバーサル・ラブ』である。最初のガンダムが79年に世に出てからテレビシリーズ10タイトル及び劇場版3部作など25年にわたる長寿番組となっている。<グリーンダイバーズ>の科学的背景については徹底的に解析されており、科学館等の上映に十分耐えられるものだ」と語った。 今回の送出には加賀電子が販売するQuVIS社のデジタル・ハードプレイヤーが使用された。23分の上映は予想以上の解像度及び輝度でコンテンツの完成度を相まってフィルム化を求める声がシアターから上がっていた。 |
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■情報交換会で藤元邦彦氏特別表彰される 恒例の情報交換会は14日、午後6時30分より品川プリンスホテル新館15階「京都」で開催され関係者110名が参加した。最初に品川プリンスホテル佐藤隆夫支配人が挨拶に立ち「昨年につづいての開催に感謝と業界活性化のため大いに語り合うことを」提案した。つづいて協会理事長の秋月治水氏(中部電力浜岡原子力館)の発声で乾杯しパーティに移った。 |
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| なお今回は協会発足以来初めての特別表彰が行なわれ、1970年の大阪万博でのIMAX一号機からプロジェクトニストを務め、今なお現役で後継者の指導教育にもあたっている藤元邦彦氏(サントリーミュージアム)に秋月理事長から賞状と記念品が授与された。つづいてIMAX JAPANからサプライズ表彰として、世界にひとつしかない銀色に輝く特製スプロケットの盾が藤元氏にロロンオリス、三浦健氏から贈られた。中〆はサントリーミュージアムの支配人佐藤宏が行い午後8時過ぎにお開きとなった。 | ||
| ■■ 15日、第10期通常総会開催される 15日、午前8時30分より新館3階「すずらん」で開催された第10期通常総会では正会員、賛助会員46名が参加。1〜4号議案が原案通り満場一致で可決された。新役員は昨年の総会で拡大された理事10人体制から一年が経過したが、今期も同体制で運営されることが確認された。 新役員は次の通り(敬称略) |
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| □ 理事長:秋月治水(中部電力浜岡原子力館) □ 理事:佐藤 宏(サントリーミュージアム[天保山]) □ 理事:松永明久(西海パールシーセンター) □ 理事:榊 俊昭(さいたま市宇宙劇場) □ 理事:望月 潔(メルシャン品川アイマックスシアター) □ 理事:吉羽健二(メルシャン軽井沢アイマッスシアター) □ 理事:三浦 健(アイマックスジャパン) □ 理事:橋場敏見(電通テック) □ 理事:楠見忠司(さらい) □ 理事:中田貢平(D&Dピクチャーズ) □ 事務局長:鈴木広幸 |
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■JSTC2006は軽井沢 JSTC2006はメルシャン軽井沢アイマックスシアターで11月20日〜21日に開催されることが正式決定した。 |
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| ■ オプショナルバスツアーが盛況 15日、公式のスケジュール終了後、初めての企画として「最新デジタル施設見学会」が実施された。今回はシアターを中心に48名が参加し、バスで調布の東京現像所のデジタルドームシアターとオリンパス・幡ヶ谷高精細シアターを訪問した。 |
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