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| ■オールインワン 都心の品川駅前、それもプリンスホテルの中に今春オープンしたエンターテイメント施設「エグゼクティブタワー」の中にあるメルシャン品川アイマックスシアターはIMAX SRで座席数は270。35mmの映画館10館のプリンスシネマに隣接し、試写会、会議、セミナー、宿泊とJSTCの公式行事がすべてホテル内で完結する、今までにない便利さが受けていた。今回は3年ぶりの関東圏での開催ということで、事務局サイドでは360名の参加を見込んでいたが、 制作プロダクションからの申し込みが伸び悩み約300名となった。やはり国産の大型映像の制作が激減したことが如実に響いているようだ。ただシアターからの参加は例年どおりで中国からの参加者も見られた。 |
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| ■新作試写は17本 今年は例年になく新作ラッシュ、国際大会のGSTAでも17本が試写されたが、日本でも同数の上映となった。3日間の開催も上映作品の増加に合わせての対策で17回目を数えるJSTCで初めての試みである。今回はA,B二班わけで各作品を2回づつ上映し、余裕をもった時間配分と快適空間をこころがけた。25日の9時からホストシアターを代表して品川プリンスホテル渡辺治彦支配人から歓迎のあいさつがあり、 早速、試写会に移った。オープニングを飾ったのは「エクイス:三頭の物語」で馬の歴史をたどりながら、人とのかかわり、文化的背景、そして同じ時期に産まれた三頭の馬がたどった数奇な運命を時間をかけた丁寧なカメラワークでつづった秀作だ。次が「スペースステーション」国際宇宙ステーション建設のドキュメンタリーで、宇宙飛行士の若田光一さんも出演している。アイマックス初のスペース3Dで今年の代表作。数々の賞を受賞している。 つづいて「ルイスとクラークのロッキー山脈越え」「救え!インドのトラ」「キリマンジャロ」「アポロ13」「オーストラリア」「ストンプ・オデッセイ」「ジェーン先生と森の仲間たち」「サンタvsスノーマン」「ランデブー・パリ」「ウィーンの白い馬」「SOSプラネット」「ストレート・アップ」「煌めきの中で」「森の伝説」「ライオンキング」と話題作が次々と上映された。この中で1日目の午後8時30から上映された「アポロ13」は1995の制作で、ロン・ハワード監督の35mmフィルムをアイマックスDMR技術でデジタル補正しアイマックスバージョンにブローアップイしている。元尺は2時間21分。これを120分に編集している。レイトショーにもかかわらずほぼ満席の観客は、十分、アイマックスによる2時間ドラマを堪能したようだ。そしてスティーブ・オーデカーク監督の「サンタvsスノーマン」。アイマックス3Dが格段に進化している。手堅い構成とギャグ満載のアクションは3DCGの新境地を拓いてくれた。この手の作品が揃えば家族連れが常連になる。 正当派の作品では「ストレート・アップ」。さすがスミソニアン航空宇宙博物館の企画だけに科学館にはうってつけの作品。これ1本でヘリコプターの過去・現在・未来がくまなく学習できる。撮影技術が素晴らしい。そしてクロージングの「ライオン・キング」。最初から大型映像のために作ったような作品で、画格も申し分ない。映像と音楽がダイナミズムに展開され、特に日本語版の声優がすばらしい。ディズニーの底力をみせられた感じだ。なお、ディズニーでは今後も「アラジン」「トレジャー・プラネット」など年2〜3作のペースで作品供給を行うことを表明している。そして2日目の「ウィーンの白い馬」にはこの作品の日本語版を監修したJOC(日本オリンピック委員会)の竹田恆和会長も駆けつけ、大画面に展開されるスペイン乗馬学校のリピッツアーナ(白い馬)の妙技に拍手を送っていた。 |
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■情報交換会に160名参加 恒例の情報交換会は25日、午後7時からエグゼクテイブタワー5Fメインバンケットホール「大雪」で開催され、関係者160名が参加した。冒頭、鈴木事務局長から、11月1日から北米で上映が開始された「スターウォーズ」のアイマックス・バージョンが好成績をあげていることが紹介され、会場からも歓迎の声があがっていた。つづいて新代表幹事の持松和弘氏から「一致団結、この業界を盛り上げよう」と力強い宣言が行われ、2005年の世界大会GSTA2005大阪大会決定の正式報告がGSTA理事の竹原和代氏からなされた。中〆を来年の開催地、メルシャン軽井沢アイマックスシアターの柳沢和良支配人が行い、1時間半にわたる情報交換会が閉会となった。
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■会場を盛り上げたトレードショウ 今年も8社がトレードショウに参加、アイデア満載のポップやノベルティで会場の雰囲気を大いに盛り上げていた。今回はA、B入れ替え制のため参加者の滞留時間も長く、
最終日もトレードショウを求める声が聞かれた。参加各社は次のとおり。
・アイマックスジャパン ・ウシオ電気 ・五藤光学研究所 ・さらい ・シネマジャパン ・ソニーピクチャーズ・エンタテインメント ・D&Dピクチャーズ ・日本大型映像協会 |
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| ■ドン・ケンプ氏による「ストンプ・オデッセィ」制作工程検証 今年の技術情報セミナーは26日午後1時30分から新館30階「富良野」で「マイケルジョーダン・アット・ザ・マックス」のプロデユーサーでジャイアントフイルム社長のドン・ケンプ氏が今回試写された作品の中では芸術性の高い「ストンプ・オデッセイ」の制作秘話を披露した。この作品は「言葉は違っても、世界を結ぶルズム・鼓動は共通だ」のバックボーンで世界10ケ国以上の歌や踊り、リズムやパフォーマンスが紹介される。この作品の原点が日本の和太鼓「鼓動」の演奏だったことや、アイマックスカメラでの同録の難しさが語られた。質疑応答ではカメラマンなどの技術スタッフから専門用語を交えた質問が数多くなされていた。 |
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| ■葵プロ森さんが「森の伝説」を解説 もう一つ、今回、唯一、国産の新作「森の伝説」(手塚治虫原作)の制作工程を葵プロモーションの森 孝プロデューサーが解説した。制作の決断、ブローアップの技術的問題点、新作のジャングル大帝「レオ」の登場や、チェコフィルによる「チャイコフスキー交響曲4番」の収録の状況などが詳しく語られた。 |
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■ シアター運営セミナーは柳生 博氏が登場 27日午後1時30分からは、同日、上映された島根県提供の短編作品「煌めきの中で」(三瓶自然館オリジナルソフト)のナレーションを担当し、同自然館の名誉館長でもあるナチュラリストで俳優の柳生 博氏による講演会が開催された。テーマは「森と暮らす、森に学ぶ〜大型映像と日本の原風景・島根〜」で、同氏はNHK「生き物地球紀行」のナレーションを10年間担当した経験から日本の自然の原風景を「里山」に見いだしている。大型映像のほとんどが西洋人によってつくられており、映像は素晴らしいが彼らの自然観には食傷気味だとホンネをもらしていた。自然を文明と対立するものととらえる西洋人と自然との調和を基本にすえる日本人とは感性が異なる。日本人の感性を大事にした大型映像の必要性を説いていた。
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| ■ 新役員の選任 26日午前11時10分より行われた総会では新役員が選任された。代表幹事にサントリーミュージアムの持松和弘氏が就任した。また、GSTA2005サントリーミュージアム[天保山]大会を成功させるためサポート体制を強化する特別委員会の設置が決議され、幹事は持松氏の兼務となった。 新役員は次の通り ・代表幹事:持松和弘(サントリーミュージアム) ・情報部会幹事:秋月治水(浜岡原子力館) ・技術部会幹事:星野正信□配給部会幹事:松永明久(西海パールシーセンター) ・制作部会幹事:茅原二三男(さいたま宇宙劇場) ・マーケッテイング部会幹事:渡辺治彦(メルシャン品川アイマックスシアター) ・監査役:柳沢和良(メルシャン軽井沢アイマックスシアター) ・事務局長:鈴木広幸(日本サイエンスサービス) |
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| ■JSTC2003は軽井沢 JSTC2003はメルシャン軽井沢アイマックスシアターで11月10〜12日に開催されることが正式決定に決議された。2004は未定。 ----------------------COPYRIGHT BY OHGATA JAPAN 2004 ALL RIGHTS RESERVED-------------------- |